【ギターのストロークでねらった弦が弾けない】という悩みについて

ギターのストロークでねらった弦が弾けないという悩みについて

ギターのストロークでねらった弦が弾けない というお悩みがありませんか?

右手のコードストロークの話です。

コードストロークとは、 6本ある弦を上から下までジャラーンと右手で弾くことです。

場合によっては、 6本の弦の上側とか下側を意識的に弾くこともあります( そういうの、結構あります!)

その時の話です。

狙った弦にピックが当たらないってことがありませんか?

あなたが、もう初心者を脱して中級以上の方なら

「ああ、そういう時代もあったなー」でしょうけど。

右手にピックを持ってますか? 私的にはピックを使うのはまだまだ先でいいと思いますが・・・

まあ、いいでしょう。

まず、上から下へジャラーンと弾く( ダウンストロークといいます)場合ですが

いちばん上の6弦に「深く」あたると、 引っかかって下の弦に行きにくいのです。

かといって、遠慮がちに振り下ろすと空振りするか「浅く」 しか当たりません。

ちょうどいいくらいに当てるのが難しいんですね。

下らか上への(アップストロークといいます)はどうでしょうか。
これは手の構造上、 下の弦にひっかかってさらに上に行きにくいんです。

これは、ダウンストロークのように腕をふっちゃだめなんです。

手首を使うんです。 手のひらが上になるくらいスナップをかけてひっかけて弾きあげます

結論から言いましょう。

慣れちゃえばかんたんです。

そうなんです、 慣れちゃえば空振りやピックを深く刺しちゃうほうが難しいんです 。

例を申しますと

私、中学生のときに卓球部だったんですけど、

練習といえば、ひたすら素振りをするんです。

多分テニスとか野球でも同じですよね。 特に卓球はボールが小さいので当てるのが難しいんです。

温泉卓球みたいな、「ポーンポーン」じゃないですよ。 「ばしっぱしっ」のラリーですから。

ああいうのはほぼ玉を見ていません。

見てたらラケットを振るのが遅れるので、 相手の腕の振りに合わせて自動的にこちらも腕を振っているんです 。

上級者の返球はだいたい同じ高さで返球されてくるので、 見なくてもジャストミートするんですね。

まあ、卓球の話はさておき。

慣れてくると、 見なくてもちゃんと当たるという事を言いたいわけです。

アコースティックギターのような超アナログな楽器は、 練習による慣れしかないんです。

じゃあ、どんあ練習をすればいいの?

私はひたすらギターをかき鳴らしました。

高校生のときに公園でジャカジャカやってると、 きれいなお姉さんがギターを抱えてやってきてお友達になりました 。

余談でした。

スラムダンクの桜木花道は安西先生にシュート練習を2 万本やれと言われて

「2万本で足りるのか?」といいました。 (確かそんなセリフだったような)

私も言いましょう。

ストローク練習を、これから100時間やれと

1日1時間ならたった100日です。 これだけかき鳴らせば、 そこらのバンドのギタリストより上手くなります。

いやだって? 面倒だなって?

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」

これもスラムダンクの安西先生名言でした。

もう少し詳しく話しましょうか・・・。

ギターを抱えると、ギターのボディーが胸に当たる位置、腹に当たる位置、右腕がボディーの上側に乗る位置、ギターのヘッド(弦が巻いてある羽子板みたいなのがヘッドです)の高さは一定になるべきなんです。

始めたばかりの頃はこれが毎回違う、言い換えれば「位置が決まらない」のです。野球で打者が構えたフォーム。投手がセットポジションで構えたポーズ。剣道の有段者が竹刀をすっと構えた形。みんな位置が決まっています。

ギターも同じく、フォームが決まって同じ軌道を描いて腕が振れるようになれば、考えなくてもおのずとピックは弦に当たります。

判りやすいでしょ? そのためには数をこなさないと体が覚えないんです。うまい人が構えると自然で無理が無いです。 

下のyoutube video はエリッククラプトンのライブの様子です。

彼は独学という事で、いわゆる「きれいなフォーム」じゃない(ヘッドなんかすごい下がってる)ですが、これは彼が長年弾いてきて体にしみ込んだフォームです。 両サイドのギタリストもそれぞれフォームが違いますね。 

弾きこんで、自分のフォームを作りこんでください。弾いた時間は無駄にはなりません。

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