「クロスロード」 ラルフ・マッチオ ギター小僧にお勧めの映画

アメリカの伝説のギターマン「ロバート・ジョンソン」の伝説をご存じでしょうか。

ジョンソンはブルースギターの名手でしたが、あまりにも上手すぎるので、「自分の魂と引き換えにギターのテクニックを悪魔との契約で手に入れた」とささやかれたのでした。

ロバート・ジョンソン

とくに彼の場合、もともとは大してうまくなかったのですが、ある時から急に腕があがったといわれており、この伝説のバックグラウンドになっています。

 

道路と道路の交わるところ「クロスロード」(交差点)で待っていると悪魔が来て取引をささやく。

「お前のほしいものはなんだ」

悪魔に魂を売る契約をする事によって、人間離れしたテクニックを得られたのだと。

これがロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」です。

この伝説をもとに作られた映画が「クロスロード」(英語で書くと「CROSS ROADS」と複数形になります)映画「ストリート・オブ・ファイア」で全世界の若者をわくわくさせたウオルターヒルという監督が1996年に作った映画です。

 

伝説を求めて旅をする若きギタリストを映画「カラテキッド」のラルフ・マッチオ君が演じ、ローバート・ジョンソンと共に一時代を築いたブルースハープの名人ウイリー・ブラウンをジョー・セネカが演じています。

超絶テクニックの悪魔ギタリストを、何とあのスティーブ・ヴァイが演じています。映画の最後では主人公と悪魔に魂を売ったギタリストとの間で壮絶なギターバトルが繰り広げられます。

映画のギターバトルシーン。この映画のハイライトですけど、うれしいことにyoutube上にありました。 ギターバトルというのをこの映画で初めて知りましたが、ギターで殴り合うのかと思いましたら、対戦相手が繰り出すテクニックを自分も弾けなければ「負け」ということですね。

ラルフ・マッチオ君は対戦相手の超絶テクに押され、ブルースハープを吹いて応援していたウイリー・ブラウンさえもあきらめモードになりますが、最後にクラシックギターのテクニック(これまた悪魔に魂を売ったとの噂の中世イタリアの演奏家パガニーニの曲)を弾いて悪魔のギタリストを撃破します!! 余談ですがこの時ラルフ君が弾いた「テレキャスター」・・・けっこう弾きこまれた指板ですが、今でも彼の手元にあるそうです。

Steve Vai vs Ralph Macchio Epic Guitar Battle

 

さて、実際のクロスロード(交差点)はどこにあるかというと、アメリカはミシシッピー州のクラークスデイルという町の国道61号線と49号線の交差点です。この地はもともとブルースの聖地として世界中の愛好家からあがめられていますが、この交差点は観光マップにまでこの交差点がマークされていまして、伝説が観光資源となっています。

61号線と49号線が交わる交差点に立つモニュメント

共演したウイリー・ブラウン役のジョーセネカはこの映画が公開された年に他界しています。また、ラルフ君と行きずりのほろ苦いラブロマンスを演じた家出少女フランセス役のジェイミー・ガーツは、その後映画「ツイスター」でチョイ役で私たちの前に現れたくらいで女優としての成功はしなかったようです。

ちなみにウイリー・ブラウンは実在の人物で、ロバートと演奏旅行をしていますが、彼はブルースハープ(ハーモニカ)奏者ではなくギタリストです。

さて、私の知る限り「クロスロード伝説」を映画化した作品はこれしかなく・・・言い換えれば世間的にはマイナーな伝説であるとも言えるかもしれません。

それでも「ギター小僧」「アコギ女子」にはお勧めの映画です。

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