「アルペジオ」って言葉を聞いたことがあるでしょうか? イタリア語なんです(正確にはアルペッジオ)
ギターの6本ある弦を、先に解説した「ジャラーンと鳴らす、ストローク」に対して、「1本ずつバラけて鳴らす」弾き方の事です。 次のような特徴があります。
・ゆっくりとしたバラードにはアルペジオが適している
・弾く弦の順番はひとつではないので、いろいろな弾き方でアクセントをつけることができる
・ストロークよりも難しい
もともと、指というのは細かい動作に適しています。パソコンのキーボードなんかはアルペジオに似ています。左と右の指が独立して動いて・・・まさにギターに通じるものがあります(人差し指でペコペコ打ってる? あなたには伸びしろがありますね!)
使う指は小指以外です。キーボードと違って1本少ないですし、どの指がどの弦を弾くという事も決まっている(たとえば人差し指は3弦=下から3番目の弦です、の受け持ち)のでラクでしょう。
ただ、パソコンを始めたてのころもそうだったでしょうが、最初はポツポツしか打てなかったと思います。アルペジオもそうです。地道に弾いているといつの間にか流れれようなタイピング、いやアルペジオが弾けるようになります。
パソコンは職場や学校やプライベートでひんぱんに使う事も多いでしょうが、ギターは家でゆったりとした時に、さて、と始めるものですから練習の機会は圧倒的に少ないと言えます。
なので、エアーでアルペジオを弾く事をお勧めします。通勤途中で、授業の最中に、テレビを見ながら。いろんな右手が開いているときを利用して指を動かしましょう。脳と指の神経がどんどん連携が出来ていって必ず役にたちます。
さて、実際弾いてみましょう。動画の記事がありますので見てください。
いかがでしたか? ここまでくれば「ギター弾き」の仲間入りです(まだ、弾けなくたってこのレッスンでご紹介していく動画レッスンで練習していけば必ず弾けるようになります。
私はあなたにギター弾きになってもらいたい。
最後に大事なこと「ギターのお手入れ」についてです。ギターはけっこう丈夫ですが、反面繊細な楽器です大事にしてあげてください。
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