ギターの弦はゆるめなくてもよいのか?
ギターの弦は弾かない時はゆるめておかないないとネックが曲がると思ってますか?
それより、ギターを立てかけておくスタンド。または壁から吊り下げておくハンガーがネックの曲がりを防ぐのによいという話です。
今日は録音に近所のカラオケ屋さんに行ってきました。
最近のカラオケ屋さんはカラオケ以外の目的の部屋もちゃんとあって、楽器はもちろん、勉強用途もあるらしい。
カラオケのマイクでギターの音をひろってみたかったので、普通の部屋にしましたが、カラオケの無いただの部屋は通常の20パーセントOFFです。
さて、カラオケのマイク。 なかなか調子がいいので高いマイクを買えるようになるまで、お世話になりそうです。
そんな訳で、演奏の編集をしている間、すこしギターの保管についての話をしましょう。
みなさんはギターを弾かないとき。弦はどうしてますか。
先輩に少し緩めておくように言われたので、弾き終わったら布で拭いて弦も2巻きほど緩めてるという人。
「え? 弦って緩めるもんなんですか?」って人。いろいろでしょうね。
アコーステイックギターは鉄弦(実際はというと銅の合金)ですので、クラシックギターのナイロンの弦とは段違いのテンション(引っ張る力)がかかっています。70キログラム程度の強い力で常に引っ張られています。
このテンションに負けると、ネックが内側に曲がってきて(順反り”じゅんぞり”といいます)、弦とギターの指板の間があいてきてしまいますので、とても弾きにくいギターになってしまいます。
ですからギターは、この力に対抗するしっかりとしたネック(さお)が計算して制作されているわけです。 といっても初心者用1万円! みたいな価格のギターがしっかりと計算され制作されているはずがありませんが。
結論から言うと諸説あります。正解がありません。
メーカーによっては、緩めなくても良いというメーカーもあれば緩めてねというメーカーもあります。
ライト弦とヘビー弦でも条件が違いますし、弾く人のスタイル(フィンガースタイルかストロークスタイル)でも違いますし、湿度の条件も大きいでしょう。
ギターの保管のほうが大切だと思っています。
私はというと、まったく緩めずそのままです。 材料工学的に言っても、頻繁に加重したり抜重をしたりするのは材料が疲労する原因となります。
ギターを壁に立てかけたりしてませんか? ベッドの上に放り投げていませんか?
理想はハードケースに入れて、上蓋の圧で固定されているのがいいと思います。
画像はデジマートさんから拝借
次に良いのはギターハンガーでネックから吊り下げてしまう保管方法です。よく楽器屋さんで見るあの壁からかけてある方法です。
画像はAmazonさんから拝借
ギタースタンドは一般的に1000円前後と安いものですから、是非そろえて立てかけてくださいね。
画像はyahooショッピングさんから拝借
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