白いギター それはTVジョッキーでもらえた憧れのギターだ! またはチエリッシュ・・・。
ギターというのは、木目(もくめ)のままが一番美しいと私は思うのですが、世の中にはいろんな色に塗装されたギターもあります。
その中でも有名(というか記憶に残る)ギターは「白いギター」です。
その昔1970年代の人気テレビ番組で「TVジョッキー」というのがありました。毎週日曜日のお昼ころからの1時間番組で、今はあまりない視聴者参加型の番組でした。
司会は今は亡き、土井まさるさんというフリーアナウンサーと、今もお元気な児島美ゆきさんという方たちでした。
クイズや奇人変人など、いろんなコーナーがあったのですが、賞品としてもらえたのがボディーを白くペイントした「白いギター」です。
その頃は楽器屋さんに行っても、ギターといえばクラシックギターが主流の時代で、まして色のついたギターなどなかった頃です。ちょうどフォークブームが始まった頃でもありました。
フォークギターは当時、全国の若者のあこがれの的だったのですね。
この白いギターは、今でもヤフオクでたまに出品されています。今から40年以上前の番組ですから当時10代の若者だったお父さんかお母さんが死蔵していたこのギターを、子供が見つけて出品しているのかな?
今見ると、日本テレビの番組だったのでヘッドの部分に「NTV」、表面に「TVジョッキー」と黒く書かれています。メーカーはどうやら「全音」のようです。別バージョンで「イエロー」「ブルー」もあったと記憶しています。
もうひとつは「チエリッシュ」というグループの曲「白いギター」です。
1973年のレコード大賞受賞ってことですからよく売れたんですね。TVジョッキーの「白いギター」ともかぶります。
このグループ、息の長い夫婦デュオで奥様の悦ちゃんは可愛かったですね。デビューから1~2年は5人くらいのグループだったのですがやがて2人になり結婚されました。
その昔、名古屋がオリンピック招致に燃えていた事があったんですが、チエリッシュが「風になれ」というキャンペーンソングを歌っていました。当時私は名古屋で営業マンをしていまして、営業車のラジオでこの曲をよーく聞いたものです。いい曲なんですよ。
結局、開催は隣のソウルにさらわれたので幻の曲となってしまいました。名古屋という大いなる田舎でオリンピックが開催されたらと思うと、なんだか楽しくなります。
その時は、またチエリッシュさんにがんばってもらわないといけませんね。
ところで、毎日いろいろ練習してるんだけど・・・判らない事が多くて挫折一歩手前のかたがおられます。
そういう時は、思い切って教室で学ぶ事もとても大切です。 ネットで知識を得るのも気軽ですが、それでも肝心なノウハウ的な事は実際に見て、感じないと判らないものです。
判らないまま、知らないままだと、そのまま挫折してしまいます。
ずっと通わなくてもいいんです。体験入学(たいてい30分程度)して、行けそうだなと思ったら半年くらい通ってみると、一人で悶々としていた霧が晴れて、また練習するモチベーションになりますよ。