このレッスンはこのサイトのレベルで言うと「3級」。本当に初めてギター(アコギ)を弾きます・・・という人の為の最初のレッスンです。
基礎知識
ギター(アコギ)は弦楽器です。弦楽器は、弾く前に音階を調整する「チューニング」※別名 調弦(ちょうげん)とも言います。が必須です。まだでしたら、次のリンクをクリックしてチューニングをしてから初めてくださいね。
さて、チューニングが完了しましたら。レッスンをはじめましょう。
まったく初めての方がレッスン曲をギターを弾きながら歌うことができる。または歌う人の伴奏をする事が出来るようになることを目標とします。
まずは模範演奏を見てみましょう
押さえるのが簡単な「かんたんコード」(簡略型コード)を使って、ハードルを下げます。
1)「コード」というのは、いわゆる「和音」で、本来は6本の弦をあちこちの場所を、それぞれの指で押さえる・・・という、とっても面倒な作業を必要とします。
これが、ギター(アコギ)習得を妨げる第一のハードルなので、このハードルを下げるために、押さえる場所を減らし、同時に押さえる指も減らした、指1本または2本程度で押える「かんたんコード」を使用します。※「かんたんコード」は当講座での名称です。
あれ? 見慣れない図が出てきましたね。
これは「コードダイヤグラム」といいます。 コードの押さえ方を図であらわしたものなんです。これからよく出てきますから慣れてくださいね。
ここで基礎知識。「コードダイヤグラム」って何?? です。
基礎知識1
下の図を見てください。
ポイントは
①あなたが押さえるべき弦はどれ?
②その弦を押さえる指はどれ?(が、おすすめ?)
③1弦から6弦まで全部鳴らしていいの?
この3つを表したのが「コードダイヤグラム」です。日本語で言えば「和音 押さえ方表」ですね。
下の図は「G](ジー)というコードの押さえ方を表した「コードダイヤグラム」です。
動画で説明すると、次のようになります。
「かんたんG」と「かんたんBm」
それぞれかんたん「G」(ジー)、かんたん「Bm」(ビーマイナー)と呼んでください。
どうですか?
「かんたんG」は薬指1本だけ。 「かんたんBm」は人差し指1本だけしか使いませんよ。
弦も6つの弦を全部弾きません。「かんたんG」は1弦から4弦までの4本だけ。「かんたんBm」は1弦から3弦の3本しか弾きません。
さて、ここで基礎知識です。そもそも、1弦とか4弦とか判らないですよね
基礎知識2
ここで基礎知識として、ギターの1弦~6弦について解説します。ギターを抱えて上から見下ろすと、一番上の太い弦が「6弦」です。順に5弦、4弦・・・1弦と続きます。太い弦は低い音で響き、細くなるにしたがって高い音で響きます。
よく判らない方は、この基礎知識1と2を動画で解説しましょう。
歌詞とコードのタイミングはどうなっているのでしょうか?
♪ いますぐあって みつめるそぶりを して~み~ても~
・「かんたんG」のコードを弾くタイミングは、「いますぐあって」の「い」「あ」、「みつめるそぶりを」の「み」「そ」です。
・「かんたんBm」のコードを弾くタイミングは、「してみても~」の「し」「み」「も」です。
では動画で確認してみましょう。Bmは正規の押さえ方は難しいので、動画のように「かんたんBm」でいきましょう。
おなじように歌詞とコードのタイミングを見てみましょう。
♪ なぜにだまって こころはなれてしまう~
・「正規Em7」のコードを弾くタイミングは、「なぜに黙って」の「な」「だ」「こ」「は」です。
・「かんたんBm」のコードを弾くタイミングは、「離れてしまう~」の「し」と「~」です。
正規Em7は指1本のこれで完全なコードフォーム(押える形)なのですが、押えるのはかーんたんです。
2)右手の弾き方もとってもシンプルです。まずはポロンポロンでいきましょう。
ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーンのゆっくりとした「4拍子」ってリズムです。
これは、あとでまた説明いたします。
今回はこれでおしまいです。 ここまで「平気で弾けた」って方はまずいないでしょう。 みなさんそんなものですから、安心してコツコツ練習していきましょうね。
ギターを弾きながら歌を歌えるなんて、なんて素晴らしいんでしょうか。 カラオケとは別次元の素晴らしさです。