中島みゆきさんの「糸」を課題曲にしてソロギターを練習してみましょう。
この方の曲は昭和テイストのメロディーであり、ポップではなく、演歌でもない。とても歌謡曲ぽい曲が多いと思います。かといってばりばりの昭和の作曲家が書いた曲のように複雑ではないところが練習曲としてはちょうどいいと思います。
初心者の方でもハードルが低い、シンプルなメロディーの曲です。
まずは、メロディーを単音で拾って弾いてみましょう。単音の練習はとても大事ですので1音1音ていねいにひいてください。
原曲のキーは「B♭」(ビーフラット)と、とてもギター向けのキーではないので、私の得意な「G」(ジー)で弾かせてもらいます。
<単音ピッキングによるメロディー練習>
この曲の運指(左指を押さえていく運び)は簡単ですが、メロディーが「タンタータ」という感じで、いわゆるシンコペーションです(みんな小学校の音楽の授業で習いました・・・でも多分忘れましたよね)
「な~ぜ~ めぐ~りあうのかを~」は「タン・タ~タ タ タ タ タ 」というリズムで単音を弾きますので、慣れるまで左指とのシンクロがぎこちないかも。
右手の指は、人差指と中指が基本的に交互に弾きますが、人差し指→人差し指、中指→中指・・・のように多少変則になってもオーケーです。
では、レッスン動画で弾き方を確認してください。
いかがでしたか? 単音を弾く場合は右手全体が安定しませんので、今回は親指を6弦に置いて安定させています。 実際にソロギターとして弾く場合は親指は低音弦(5弦とか6弦)を弾いていますのでおのずから安定します。
TAB譜が読めるよ・・・という方は下のTAB譜を参考にしてください。
<2和音構成の練習です PART1>
メロディーラインのピッキングにところどころベース(低音)を加えて和音としています(2和音構成) これだけでぐっとソロギターぽくなります。
TAB譜が読める方は下のTAB譜をご覧ください。
TAB譜の自動演奏も公開しておきます(音は全然アコギっぽくありません・・・)
<2和音構成の練習です PART2>
PART1のメロディーを2回弾いたあと、PART2に入ります。同じく、メロディーにベース音を重ねていきます。